|
 |
膿栓は病気ではありません。
扁桃腺のくぼみに誰にでも出来る細菌の死骸の塊です。
膿栓を敢えて病気と関連づけるのなら「慢性扁桃腺炎」だと言えるでしょう。 |
慢性扁桃腺炎とは急性扁桃腺炎から移行したものです。
慢性扁桃腺炎が恐ろしいのは、長引くと腎臓や皮膚に重大な病気を引き起こすリスクが高くなる病気だということです。
ですので、症状によっては医師から手術をすすめられる病気です。
この慢性扁桃腺炎を発症している人に膿栓は多く見られるのです。
ただ、前述したように時間が経過し重症化した慢性扁桃腺炎であれば自覚症状もあり深刻な状態です。
が、軽症であればさほど自覚症状はありません。
扁桃腺は免疫機能を持つ器官ですので、慢性扁桃腺炎を発症していなくても細菌やウイルスと闘い続けています。
その闘いに敗れた細菌の死骸が扁桃腺にたまり続けています。(これが膿栓です)
慢性扁桃腺炎であれば、更にその細菌の死骸が増えるということですね。
だから膿栓もそれに応じて増える、だから膿栓と慢性扁桃腺炎は関連があるということになるのです。
[参考サイト:扁桃腺炎の原因・症状・治療法] |
膿栓は増えても問題ありません。
また顔のように人目にさらされている部位でもありません。
そして口臭の直接の原因とも言い難いものです。
ですから、膿栓があっても放置することがベストと言えるでしょう。
「これ以上増やしたくない!」ということであればカテキンが効果的であると言われているので、「お茶うがい」を行うといいでしょう。 |
|