膿栓(臭い玉・くさい玉)の取り方・治療の本当のこと > 膿栓ができる場所



膿栓は扁桃腺のくぼみにできる

膿栓は扁桃腺のくぼみにできるものです。

では、扁桃腺はどこにあるかと言うと、喉を大きくあけると奥に見える「こぶ」のようなもの。

このこぶが扁桃腺で、口蓋扁桃(こうがいへんとう)とも呼ばれているものです。
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扁桃腺の大きさには個人差がある

扁桃腺の大きさは個人によって違いますから、大きく口をあけて見える人と見えない人がいます。

口を開けただけでは見えない方でも、耳鼻咽喉科に行くと内視鏡で自分の扁桃腺を見ることができます。それで普段は見えていない扁桃腺および膿栓まで全て見ることができるのですね。

ただし、膿栓の治療は問題がない限りほとんどの病院で行っていません。

膿栓があっても健康上の問題がありませんし、一度取ったからと言ってそれが根治治療にはならないからです。

もし行うのであれば扁桃腺の切除です。
膿栓が作られる扁桃腺を切除すれば、膿栓ができることは二度とありません。

しかし膿栓をなくしたい為にだけ扁桃腺切除をすすめる医師はいないでしょう。

扁桃腺切除の手術を行う場合とは?

扁桃腺切除の手術に該当する方は、扁桃腺が病的に肥大し普段の生活に支障をきたしている場合、もしくは慢性扁桃腺で苦しんでいる方です。

[参考サイト:扁桃腺炎の原因・症状・治療法]

そもそも扁桃腺が免疫機能として活用されるのは中学生まで。

それ以降は他の免疫機能が発達しているので扁桃腺にだけ依存した体の構造ではなくなるのです。

大人になれば扁桃腺は「なくてもかまわない機能」になってしまうのです。

だから膿栓を取る目的の為に扁桃腺切除をすすめる医師がいないという事なのです。
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